逃げるは恥だが役に立つ
正月特番まで一気に見た。やはり話題になったドラマは面白い。
珍しいタイプの主人公で、みくりさんよりも平匡さん目線になってしまう。
見てるうちにどんどんみくりさんを好きになっていくという不思議なドラマだ。
そして一番感情移入できるのが、みくりさんのおばさんのゆりちゃん。
同年代だからかもしれないけど、ゆりちゃんの気持ちや言ってることすごくわかる。
自分の息子くらいの年齢の男性と付き合っても、別れる理由はそれか！なるほど、わかります。
本編は契約結婚した2人が徐々にお互いを知って本気で好きになっていく話で、その距離の詰め方がビジネスを展開してるようで合理的だった。
色々思ってることはあっても感情は一切表に出さず、脳内で情熱大陸やチアガールやクイズ番組を繰り広げているみくりさんがとても可愛い（平匡目線）
正月特番では、それまで感情を表に出さないみくりさんが妊娠したことによって年相応のすごーくワガママな面を出してくる。
ぶっちゃけこんな主人公だったらイライラして見なくなるところだけど、普段が冷静な人なので逆にこのワガママ女が新鮮に見えた。
ちょうどコロナが出てきて世の中混乱してた頃で、作中でもコロナの影響で親子が離れ離れになって家族のありがたみを知る内容だった。
もしかしたら正月特番はない方が良かったかもしれない。
仮面ライダーBLACK SUN
アマプラ会員なって良かった！
アマゾンズの時は円盤買って見てたけど、もっと早くアマプラ会員なっとけば良かったと心から思った。
ニチアサのライダーとは全く別物で救いがない。
まず、グロ耐性がないと見られない。
1話目はごはんを食べながら見始めてとても後悔したので、飲食しながらの視聴は絶対おすすめしない。
ライダー50周年ということで、50年前の学生運動みたいな頃から戦っている。
ちゃんと歳を取ってる人もいれば歳を取らない人もいる。
BLACKSUN(西島秀俊)は年月と同じだけ歳を取っていて、SHADOWMOON(中村倫也)は若い姿のままでいる。
怪人への差別を無くそうと戦ってるけど、人間は残酷なのでとてもひどい殺し方をする。
未成年のヒロインまで怪人にされてしまって、最終的に差別はなくなるどころかもっとひどくなって何のために50年戦ってきたのかわからない。
そういうところが普通のドラマと違ってとてもリアルだった。
有名な俳優さんはなぜ有名なのか、それは演技力が壮絶だからだ。
西島さんと中村さんがライダーやるとこんな生々しい戦い方になるのか。
這いつくばってる姿までもがかっこいい。
昭和の時代の風景も忠実に再現していて素晴らしい作品でした。
シンウルトラマン
映画見に行けなかったからテレビ放送待ってたけどアマプラで見れるんだね！やったー！
ところが、あまり面白くなかったです(あれ？)
役者さんはみんな演技上手いし特撮も迫力あって丁寧に作られてたんだけど、ドラマが面白くない。
シンゴジラみたいに登場人物のキャラが立ってるわけでもなく、敵の怪獣が出ても特に緊張感もなく戦う。まぁそれなりに派手に戦うのでドラマの部分を見ないで特撮シーンだけ見てれば面白いのかもしれない。
昔からのウルトラマンファンは何かお約束事があって楽しめる部分があるのかもしれないけど、私は映画館まで見に行かなくて本当に良かった。
結局最後30分ほど残して挫折…苦痛になる前にドラマ部分は飛ばして特撮だけ見ればよかった。
告白
松たかこずいぶん若いと思ったら2010年の映画だった。
今活躍してる俳優さんも子役でたくさん出てる。
この頃はまだガラケーだったか…
映画の内容は復讐のお話。
賛否両論真っ二つに分かれそうなところだが、私はけっこう面白かった。
ただ、復讐されるのが子供なので大丈夫なのかなぁ？
とにかく子役が演技上手い。
血だらけで発狂したり残酷なシーンがたくさんあって、そういう意味で子役はメンタルやられないのかと心配になったけど、大人になっても元気にお芝居してるから大丈夫だったのだろう。
いくら子供でも他人の大切なものを奪ったら同じように自分も奪われるということ。
子供がいる人は見ない方がいいかもしれない。
前科者
ドラマと映画続けて見た。
保護司というお仕事がボランティアなの初めて知った。
ドラマは1話30分で全6話、1つの話が2話で構成されているので3人の前科者が出てくる。
最初の担当がみどりさんだったのはドラマならではの作り。
このみどりさんが大切な友達になってその後も助けてくれる。
2人目、3人目と、みどりさんみたいにすっきりしない。
特に最後の3人目は助けられなくて号泣して終わる。
それから映画、これも助けられない。
映画は2時間あって内容が復讐なので犠牲者がたくさんいた。
ドラマも映画も役者さんの演技が凄まじい。
久々に見た森田剛はすごい役者になっていた。
全然ハッピーエンドじゃないし、見ると気分が沈む作品だけど私は大好きです。
ピーターラビット
1作目と2作目を続けて見た
世界中で愛されるピーターラビットがなぜこうなったというくらい可愛くないｗ
子供の頃うさぎを飼っていた私が可愛くないと思うのだからきっと可愛くないのだろう。
名探偵ピカチュウみたいに見てるうちに愛着がわいてくるのかと思ったらそうでもなかった(スマン)
海外の動物ものって見た目がリアルで動きも生々しいのに表情だけが過剰であまり可愛いとは言えないけど、それでも正義感が強くて主人公を助けたりするところが応援できるのに、ピーター最初から性格悪いよ💦人間が気の毒になるくらい…
最後はちゃんと人間助けて円満に終わったから2作目も見てみたら、やっぱり性格悪いよ！！
人間に誤解されてやさぐれたのもあるけど仲間たちも可愛くないｗ
うさぎだけでなく猫もネズミも可愛くないのはヤバイ💧
やっぱり最後は人間を助けてギャグみたいな大団円で終わるから、金かけたコントだと思えばいいのか？アメリカンジョークよくわからない…
3作目も出来たら無料で暇だったら見るかもしれないけど、わざわざ映画館までは行かない。
アンナチュラル
めちゃくちゃ評判の良いこのドラマから
法医解剖医、死体を解剖して死因を調べるお仕事をしている人のお話。
解剖のシーン1割、事件捜査が4割、登場人物の身辺や心情が5割くらいなので刑事ドラマっぽい。
だけど主人公は刑事ではないので事件の詳細より命の重さや尊さ、残された人の無念さを徹底的に描いている。
登場人物がみんな優秀なので、真相にたどり着くまでが爽快で無駄なシーンが一切ない。
ドラマの最後に主題歌のLemonが流れるタイミングが素晴らしくて泣く。
最終的には主人公のミコトの同僚、中堂の恋人を殺した犯人を捜すことに絞られるのだが、わかったところで死んだ人は戻ってこないのだからとにかく切ない。
それでも残された人がこれから生きていくためには全てを知って区切りをつけなければ過去に囚われたままになってしまうから、こういうお仕事は必要なんだね。
万人が絶賛してると言っていいほどのアンナチュラルだけど、2期や映画化してないのが不思議…
最近よくあるNetflix独占とかHulu限定にされるとどんなに優れた作品でも話題にならなくなるので、2期があるなら見たい人がみんな見られる地上波で放送してほしい。
